先輩看護師に嫌われてしまった時のトラブルと解決方法

多くの患者さんを一人で相手しなくてはならない看護師という仕事は、他の職種と比べても特にチームワークが重要な仕事です。

つまり仕事上での会話は常に必要となるので、人間関係のトラブルが起きれば、それはとても大きな障害に繋がります。
仮にそれが自分と対等な関係である同僚なら、まだ解決することは出来ますが、こと先輩看護師が相手となると、途端に解決が難しくなります。

ここでは、そんな先輩看護師との人間関係に悩む看護師さんの実例とその解決方法を解説していきます。

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<20代 クリニック勤務>
現在、一人の先輩看護師に目の敵にされています。
入職したての頃は良かったのですが、その当時、私のミスが二度三度続いてしまった事があり、それから急に私に対してだけ態度が急変してしまいました。

しかし、その先輩が私の直接の教育係でもあるので、そのままにして置くわけにも行かず、先輩の処置につくと、「こなくていいです」と患者さんの前で言われてしまいとても辛いです。

その先輩は、影響力が強く皆のリーダー的な存在になっているので、今までは普通に接してくれていた他の看護師さん達の態度も、だんだんとそっけなくなって来ている気がします。

解決方法

看護師解決
先輩看護師から受けている嫌がらせが、明らかにパワハラだと言えるほど酷いものであるのかどうか、それを客観的に判断する事がとても重要です。
そのためには、まず先輩の怒りを買ってしまった原因となる自分の行動と、それに対してされた先輩からの嫌がらせをノートなどにメモしていきましょう。
こうすることで、自身の感情に惑わされること無く、現状を冷静に判断することが出来ます。

そのノートから、現状を冷静に判断して、自分自身にも問題があると感じたのなら、ここは一生懸命仕事を頑張る他ありません。

とは言え、もしあなたが新人看護師であるなら、全てのことを皆と同じように出来るはずがありません。
ですので、教えてもらう立場の最低限のマナーとして、、先輩看護師から教えてもらった事はその場ですぐメモを取る。
ハッキリと簡潔に返事をする。
わからないことは先延ばしにせず、勇気を出して教えをこう。
こういった行動を先輩看護師に見せ。認めてもらうことが重要です。

逆にそうでは無く、先輩看護師からの嫌がらせが、明らかに業務を逸したものであると感じたのなら、看護師長などさらに上の人に、そのメモとともに相談しましょう。

それでも病院側がその問題を解決しようとする意思が感じられないのならば、さっさと見切りをつけて、自分に最適な新たな職場を探すことが重要です。

実際に「職場を変える、変えない」とは別に、新しい職場を探す行動を取るだけで、ずいぶん心が軽くなるものです。またそれによって、今後起きるであろう問題に対しても冷静な判断が出来るようにもなります。

数字には表すことの出来ない人間関係の円滑さも、あらゆるデータから読み取ることができます。
看護師が働きやすい病院の条件とは?」を参考に、のびのびと働ける新しい職場を見つけましょう!!